
このタイトルを見て、即座に「違う!」と反論したくなる人も多いと思います。
それは、「自己中心」に下記のような姿勢を思い浮かべるからなのでしょう。
・自分の利益だけを考え他人のことを無視する
・他人の立場を考えず 我がまま放題の振る舞いをする
・約束などを自分の都合で勝手に変更する
・相手を傷つけても意に介さない
・組織の中でも自分の意見だけを重んじる……etc
自己中心的というと、相手のことを考えず勝手気ままな言動をする…ととられがちです。日本人は特に自分のことをさて置いて他人を優先する…という一種犠牲的な姿勢を美徳としがちだと感じます。もちろんこういう姿勢も時には大切でしょう。ただ、人生全般がこの姿勢に傾いている場合その人の人生を誠実に真剣に生きているといえるのでしょうか?自分の利益のみに執着し相手のことを考えないというのを「利己主義」と言います。「自己中心」と「利己主義」とは似て非なるものです。
「利己主義」と「自己中心」とは全く違い、人生の中心にはあなたがいなくてはならない…というのが、私がここで表現する「自己中心的でいい!」という考え方です。あなたの人生の中心にあたたがいるというのは、確かなのです。あなたはあなたを幸せにするために真剣にあなたのことを考えた言動を心がける必要があります。…というより、あなたはあなたを幸せにするために全力を尽くしたほうがいいということです。
人間関係の中に摩擦を起こさないため自己主張を極力避ける。これは大人になると社会生活の中では確かに必要なスキルです。ただ、人間関係の中で全く摩擦を起こさず生きていくというのは非常に難しいことです。逆に対人関係の中では「摩擦があって当たり前」だという姿勢でそれを受け止め、向き合うことができれば、それで良いのだと思います。
自分の考えを表現する時、「否定されるのではないか?」「よく思われないのではないか?」「嫌われてしまうのではないか?」「立場が悪くなるのではないか?」など自分の不利益が頭に浮かび 結局自分の思いを抑え引っ込めてしまう人が多いのだと思います。相手の顔色で自分の意見が簡単に左右されてしまう。これでは、いつまでたっても自分で自分を信用することもできません。相手と相反する考えは悪いことではなく「違う」というだけのことです。「違う」=「悪い」のではありません。
相手の顔色で自分の考えを決定してしまうことに慣れてしまうと、自分が今何を感じ、何をしたいのか?がわからなくなってしまい、胸には「虚しさ」だけが広がる…という結果にもなりかねないのです。
そのためにはやはり、あなたの人生の中心にはあなたがいることを強く意識し、あなた自身を幸せにすることを第一に考えなければならないのだと感じます。